「危険ですか?」
毎日天気が悪いですね。
梅雨だから仕方がないですけど、洗濯物が乾かなくて大変です。
先月から警備員募集の広告を折り込み中心に出していますが、反応はとても厳しいです。
何件か電話はありますが、面接までには至りません。
その電話ですが、未経験の方からの問い合わせの中で必ずと言っていいくらい「危険ですか?」と聞かれます。
この問いには正直なんて答えれば良いのか窮します。
「はい、危険ですよ!」と言えばそこで終わってしまいそうですし、かといって「危険ではありません」と言うと嘘になりますし・・・。
私たち交通誘導警備員が仕事を頼まれるのは、工事などによって通常とは交通の流れが変わる場合や、イベントなどでいつもよりも多くの人や車が集中する時です。
交通誘導の仕事そのものだけを見れば、走ってくる車両を止めたり工事関係車両をスムーズに誘導したりと事故を誘発または自分が事故に巻き込まれることも十分考えられます。
ですが、交通全体でみると、いつもとは違う流れになるとドライバーも慎重になり気をつけながらの運転になるはずです。
交通事故が起こる場合って、注意力が散漫になる時ではないでしょうか?
そう考えると、私たちが仕事をする現場は交通の流れがいつもとは違いますので、ドライバーは注意しながら通ります。そのドライバーにしっかりとわかりやすい合図を送れば事故は起きないはずです。
逆に、事故が発生するのは、飲酒や居眠りなどは論外として、警備員自身の注意力散漫が原因である場合が多いかもしれません。そして注意力が散漫になる警備員は往々にしてベテランが多いのです。これはどんな仕事も同じですが、慣れから来る油断がいちばん怖いのです。
長々と書きましたが、これを初めての方に電話で話すと「なんだか面倒くさいなぁ」と思われそうで、それはそれで困りものです・・・・・(^^ゞ。